静かな手作りの暮らしとお店再開

館内の大規模改築は終盤を迎えております。居住ゾーン、事務所ゾーン、倉庫ゾーン、作業場(アトリエ)などをきっちり分けて、敷地内全体をフル活用。
ポーランドからの出稼ぎの職人さんに空いている部屋に泊まり込みしてもらいながらの作業。
この職人さん達はプロですが兼業農家なので、農閑期に貨幣価値の高いお隣のドイツに出稼ぎに来られます。
なので、秋やクリスマスシーズンには帰国してしまうので集中して泊まり込んで数か月に渡り作業をしてもらっています。

建物自体が100年以上前の物でとても古いので、作業が難航したりと結局、工事が始まってから既に足掛け2年になりました…長かった…

さて。お店というよりWEBショップは再開しました。
ですが、新商品にはまだ着手していません。
お値段もかなり見直しました。時代の流れにきちんと則っていかないと。
価値あるものでも相場がありますので見極めていきます。
代わり映えのない品ぞろえやサイトデザインですが、変わらない特別な場というものを目指しているので、アナログなWEBサイトの手作り感溢れるこってこてな作りですが、気に入っています。

今更ながらTwitterを始めました。主にブログ更新のみをツイートしてまいります。

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これはアトリエのミシン用の作業机。ごちゃごちゃしています。
日本から持ってきた職業用ミシンは宝物です。糸調子は難しいですがとても優秀なSinger103DXポータブルミシンです。

 

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1950年~60年代の日本・西洋の主婦のライフスタイルが大好きなので、実行しています。
自分が幼い頃、母がこういうケープをして三面鏡ドレッサーの前で筒形のスツールに座り、レリーフが施された蓋の化粧水や乳液、クリームを並べてお化粧をしていた記憶。
その一つ一つや母の姿が、幼かった自分にはとても背伸びしたものに見え、自分も大人になったら良い香りのするお化粧品を顔に塗って、母のようにいつも綺麗にしておこう…などと憧れておりました。
これは、その懐かしい化粧ケープ。サテン地だけのシンプルなものでしたが、丈が短く感じられ素っ気なかったので、母から譲り受けたウェディングドレス用のレースと祖母から譲り受けたケミカルレースを縫い付けました。

 

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向きとしては、首の下で結ぶ上の画像なのですが、これだと胸などにお粉が落ちるし意味ないな…といつも思っていたので、下の画像のように結び目を項に回して使います。

 

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こんな感じで、使わないときはボディに着せています。
ほぼ毎日お化粧をするのでいちいち面倒ですが、ポイっとその辺には置いておかない事が、50年代60年代の勤勉で綺麗好きで丁寧な暮らしをする主婦スタイルなのです。

 

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アトリエ外に箱庭を作っているところです。
これはローズマリーの鉢。手作りの化粧水やコロン、お料理にとローズマリーは大活躍しているのですが、工事が始まってから大きく育った株が枯れてしまいました。
かなり泣きました。何年も元気に育ち自分の生活に大いに役立ってくれていた古株だったからです。マリーちゃんという名前まで付けて。
箱庭を作る前にかなりのハーブが工事から出た古い壁などの細かな埃で葉の呼吸する孔に詰まり、枯れて行ってしまったのです。
なので、ハーブも小さな苗を買い直し箱庭できちんと植え直すまで待機中。

 

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さて。挿し芽を始めます。元気な枝を切って水に1時間程浸しておきます。

 

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日本でのお土産の和風柑橘ゼリーのプラスチックの空き容器が挿し木や挿し芽に丁度良いのです。
中はバーミキュライト。いつもしっとりとさせておき、発根するまで約1か月位待ちます。
容器は左から「新高梨・ぽんかん・文旦・ゆず」。植わっているのはローズマリーの枝…

 

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アトリエ横のお風呂兼・ランドリールームの窓辺が丁度良い日光・風通し・室温。
元気に発根して小さな苗に育ちますように!

 

 

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どんどん続きますが、これで最後です。
これは、タダでもらった1920~30年代のスタンドランプ。
ランプシェードのボディは紙!これの上にカバーとして既にパッサパッサになってしまっている、スダレの様な素材。
ボロボロです…電気の線もところどころ布カバーが剥がれ中の電線が剥き出しになっていたり、ところどころテープで補修してあったり。
通電すると、バチン!と嫌な音がして火花が出ました。嗚呼危ない危ない…
しかし、このスタンドランプは年代物の割にとても良いものなのです。木と真鍮製の物。
よし。リペアして生まれ変わらせよう。

 

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まず、電線は切りました。中もなんだかカラカラと音がするので絶対に何か外れているはず。
それに、プラグも壊れかけているので変えないと危険です。
これはボディと足元。とても良い木なのです。真鍮もメタルではなく本物の真鍮です。

 

真鍮と木は磨きました。しかし少し錆があるので、これはこのままにしておきます。
足元には金彩のバウエルンマーレライ風(ドイツ語圏のフォークロアな画法。トールペイントの一種)の模様を適当にアクリルで描いてみました。
良く見ると本当にいい加減に描いているので良く見せません。
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買ってデッドストック化している沢山のコットンや布地があります。
このスタンドランプを置く部屋はブルー・ブラウン・ゴールド・花を基調としている居住ゾーンの居間なので、それに合うコットン地を選びました。
もう少し華美な物にしたかったのですが、沢山布地があるのにまた買う事は気が引けたのと、飽きたら再び作り直せばいいので今回はこれ。
シェードのボディを解体して形をハンドカットで複製しました。シェードの土台にコットン地を貼り付け、更にシェードの鉄の骨子にくっつけていきます。
糸で縫われていたけれど、そこは手抜きして強力なテープと接着剤を駆使しました。
シェードの上辺と下辺の縁にはゴールドのフリンジとレースをあしらいました。

 

更に、シェードの上辺の縁に付けたゴールドのレースが余ったので、木の部分にメタルレースの細工が施されているかのようにレースをくっつけました。
足元の木の部分の真鍮のパイプが出ている支えの木の輪っかにもくっつけて。
このゴールドレース、日本に居た頃100円ショップで買ってデッドストックになっていたもの。
ようやく10年以上の時を経て、こんな形で利用する事になりました。

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こうなりました。電線もオリジナルに似た布巻きの茶色のものにしました。ソケットはゴールドにしたかったのですが、シルバーしか手元になかったのでやむを得ず。
アトリエの玄関前なので、色味などは合いませんが完成したばかりの試し点灯の様子です。

 

左が修理・リメイク前。右が修理・リメイク後。

と、毎日が手作りや修理・修繕・再利用な生活スタイルです。
次は箱庭計画をお伝えできればと思います。

…その前に新入荷商品を紹介するのが先!と思いつつのんびりしております。

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